2015年10月22日(木)17:29
本日は中学1年生、2年生が人権学習に取り組みました。
今回は中学2年生の内容を紹介したいと思います。
中学2年生はアメリカの人種差別をテーマにした「青い目、茶色い目」の映像を観た後の、
班での分かち合い・発表の場を持ちました。
アメリカのジェーン・エリオット先生による、実際に子供たちに、差別される体験をさせ、
差別の理不尽さ、恐ろしさを知るという斬新な授業が行われた様子をDVDで視聴しました。
「青い目の子は良い子です」
その言葉が瞬く間に子供たちに浸透し、人が変わっていく姿は恐ろしいものでした。
「アメリカの話」ではなく、自分の言動や身の回りの人との関係の中でそういった内容を見つけ出し、
よりよい学校生活にするためにどうして行きたいのか、たっぷりと時間を取って話すことができました。
今年度も半分が過ぎました。生徒の全員が、残りの学校生活を居心地の良い、安心な雰囲気の中で過ごすことができますように。
2015年10月21日(水)17:00
10月21日はニコラ・バレ神父様がお生まれになった日で、雙葉学園の創立者記念日です。
生徒のみなさんはお休みですが、幼小中高の教職員が集まり、創立者記念日の式典と研修会が行われました。
こちらは、そのニコラ・バレ神父の志を受け、雙葉学園をはじめ多くの学校をお作りになったマザー・マチルドのDVDです。
祖国フランスからはるか遠くアジアへの宣教を夢見た少女時代。「貧しい人、学ぶ機会を持たない人に教育とキリストの愛を」。その志を胸に、地球を半周以上回ってはるばる日本まで来られました。
自分にできることを考え、人のために自分を捧げた創立者の苦難に思いを馳せました。
続いて、今年の夏に福島県へ研修に行かれた先生方の報告がありました。
震災から4年半が経ちますが、復興の道のりはまだまだ厳しいのが現実です。福島だけでなく、被災された方々のために何ができるのか、これからも祈り、考え続けることが大切だと感じました。
最後に、長崎南山中高の校長先生、西経一神父様の講話がありました。
会場には終始笑いが絶えませんでした。心を育てる教育とは何か、そして教員の使命とは・・・。
深く考えさせられるお話をいただきました。
今日の研修で学んだ学園創立の志を、明日からの生徒との学校生活に生かしていきたいと思います。
2015年10月20日(火)11:47
10月21日は本校の母体である幼きイエス会の創立者ニコラ・バレ神父の生誕の日です。
前日の今日は1限目に創立者記念ミサが行われました。
司祭は浄水通教会の寺浜神父様です。
本校は年に数回行われるミサをとても大切にしています。
本日はニコラ・バレ神父を思いおこし、世界中で苦しんでいる人々、子供達のため祈りを捧げ
又、周りの方々への感謝の気持ちを捧げました。
ミサにあずかると、心が落ち着き、大切なものをいただいたような、幸せな気持ちになります。