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認知症

2016年01月12日(火)18:00

あなたは自分が年老いてから認知症を発症すると思いますか?

この質問に自信をもって「私は発症しない」「認知症になどならない!」といえる人はいないと思います。

現在の日本ではすでに400万人以上の人が認知症を発症しているというデータもあります。

さて、認知症という病気の中には様々なタイプがあります。

その中で、一番名前が知られているのはアルツハイマー型認知症ではないでしょうか。



先日、アルツハイマー病の予防についての番組を見ました。

その中で、面白いと感じた点がありました。

その一つに愛知県にある国立長寿医療研究センターが取り組んでいる、認知症の予防プログラムがありました。

これなら比較的簡単に私たちでも取り組めそうなものでした。





たとえば、ウォーキングをしながら簡単な計算問題をする。

100から3ずつ引いていく。 とか、

113から7を引いていくなどの引き算をして歩く。

ほかには、踏み台昇降をしながらしりとりをする。ただしりとしをするのではなくて、2つ前のキーワードから復唱して次のキーワードを言う。

という少しユニークな運動を、認知症の予備軍のような人に1年回週1回90分のペースで行ったそうです。

そうすると、見事に多くの参加者の記憶力や認知機能に向上が見られたといいます。

私たちがふだん何げなく体を動かしているときに、簡単な計算などをしながら歩いたり、掃除をしたりすれば脳の活性につながるのではないかと

思いました。団塊の世代が高齢者となって、どんどん認知症患者が増えていく中で発症する前に予防していくことで、健康寿命を延ばしていけたらよいですよね。認知症もなく、ピンピンコロリという人生の最期を迎えたいものです。

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