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【SGH:サンフランシスコ研修】VIA主催ワークショップ参加(前半)

2016年07月22日(金)17:24

SGHサンフランシスコ研修5日目(7月21日)の活動の様子をお伝えします。

本日のメインイベントは、VIA(Volunteer in Asia)主催のワークショップへの参加です。事前に知らされているのは、
・Empathy workshop
・Changemakers mindset
・Social InnovaTOUR
・Storytelling workshop
と栞に書いてあるだけです。具体的にどんな内容なのか、話す相手はどんな人なのか事前に知らされることなく会場に移動しました。勿論生徒たちはとても緊張しています。

会場につくと、既に共同でワークショップを行う団体がいました。日本人の大学生2名と、ISAKという軽井沢にある全寮制のインターナショナルスクールの高校生4名がいました。お互いに簡単に自己紹介を済ませましたが、生徒たちは思うように英語で自己紹介できず困惑していました。


 


さて、ワークショップ最初の活動です。
生徒たちはランダムに3色のいずれかの星型のカードを渡され、条件に従って
「職業」「住居」「食事」
を決定していきます。カードの色によって就ける職業が変わったり、住居は複数人で済んだりと節約しながらお金を貯めていくゲームです。


 

 

 

順々と繰り返し、最終的にお金が最も貯まったことを競います。
タイムアップとなり、優勝者と準優勝者は福岡雙葉生でした!


 

さて、ここまで何も分からずに活動をしていましたが、種明かしの時間です。

 

これはサンフランシスコのホームレスに関するアクティビティーだったのです。
最初に渡された星には、緑が白人、赤が黒人またはヒスパニック、そして青がそれ以外のホームレスを指しています。そしてお金が貯まった人は、共通して緑の星を持っていました。

そうした背景から、サンフランシスコの格差や貧困の問題に焦点を当てて、ちょっとしたディスカッションを行います。外から見ていても緊張の度合いが分かります。


 

 



それから、グループに分かれてSPENTという30日間ホームレス生活をバーチャル体験するゲームを、PCを用いて行いました。

 

 

全財産が1,000ドル、という状況から仕事や住居選び、また子供の教育、医療費などの様々な問題を複数の選択肢から選んで進めていきます。30日間を生き残れるか、というゲームなのですが、倫理観を揺さぶるような質問も多く、
「子供がけがをしたが、病院に連れていくか」
「目の前に10$紙幣が落ちているが、拾うか」
など、「実際の自分なら」というのと「ホームレスだったら」というジレンマに悩まされながら選択していました。グループで選択肢を話し合いながら進行していましたが、30日間生き残れたグループは1グループしかありませんでした。(SPENTで検索すると全て英語のホームページが出てきます)


そこからまた少しディスカッションをして、貧困について考えを深めます。グループごとに話し合って感じたことを発表しましたが、生徒は緊張してほとんど手が上がらず、自信をなくしている様子でした。

 

このアクティビティーは共感をテーマとしており、
「もし自分がホームレスの立場だったら」
という共感を大切にすることを目的とされていました。「共感」は最近の思考の中で非常に重要で、企業における商品やサービスの開発でも特に重要視されています。もちろんSGH活動の中で学んでいるデザイン思考でも、そのStep1が共感(Empathize)でした。スタンフォード大学を訪れたときにも、石田先生からホームレスに関する共
感の話がありましたね。何か問題解決をしようとする際に、今後も共感力を意識して活用して欲しいです。



さて、意気消沈の昼食を迎えます。昼食の様子は、「まるでお通夜のようだった」と言われましたが…もちろん、ここで凹んで終わる雙葉生、メンバーではありません。


午後は「部屋の前の広場に、枕カバーをもって集合」という??なミッションからスタートです。集合が完了すると、枕カバーで目隠しをして、一列に並びます。何が起きるのか予測できないまま、部屋に入ります。

 

 

実は部屋の中は椅子とひもを用いた迷路にしてありました。そして目隠しの状態で、手探りだけでゴールを目指す、というゲーム。

 


手探りなので、生徒同士でぶつかったり、ひもの位置が分からなくなったりと混乱します。そこで、アナウンス。
「If you need help, please raise your hand.」
そして少しずつ迷路をクリアしていく生徒がでてきました。


 

残り3人、2人、1人と減っていき、最後の1人に皆で

「If you need help, please raise your hand!」


 

お分かりでしょうか。手をあげたら迷路クリアというゲームで、最初からゴールがあった訳ではなかったのです。このアクティビティーは、「答えのない問題や課題を解決していくときに、人の力を借りることも選択肢の一つである」ということを示唆しています。

ディスカッションの際には、「絶対自分でクリアする!」という気持ちをもって手を上げなかった生徒も多く、実体験として人に助けを求めるチームの重要性を感じられたようです。


 


少し休憩を挟みましたが、少し慣れてきたのか生徒から積極的にISAKの生徒に話しかける姿が見られました。会話の能力や表現力にたとえ自信がなくても、積極的に話しかける姿には成長の兆しをとても感じることができました。

 


さて、ここからさらに盛り上がってくるのですが、本日の内容があまりにも濃すぎて一日で書ききれる量ではありません。大変申し訳ないのですが、後半編をまた日を改めて紹介させて頂ければと思います。



明日のプログラムは2本立てで、
「障がいを持った方への自立生活を支援する施設訪問」
「UC Berkeley訪問」
となっております。このプログラムが終われば研修内容のすべてを終えたことになります。まだ本日の内容を書き終えてないのですが、生徒は信じられないぐらい元気です。最後の研修まで学ぶ姿勢を保って、締めくくりとしていきたいと思います。以上です。


【SGH:サンフランシスコ研修】サンフランシスコへ移動&観光

2016年07月21日(木)21:15

SGHサンフランシスコ研修4日目(7月20日)の活動の様子をお伝えします。

先日blog内でお伝えしたように、本日は移動と観光の1日です。
最初は石田先生の「どこか行きたい場所はないですか?」とい質問に、生徒から「本屋」と「スーパーマーケット」というリクエストが出ましたので、早速出発しました。


生徒たちはアメリカの本屋さんに大興奮し、様々な本や文具からお気に入りを見つけようと一生懸命に。あっという間に時間が経ちました。


 

 


絵本や好きなファンタジー小説、お洒落な文房具などを購入。中でも広島や長崎への原爆をテーマとした本を購入した生徒もおり、貴重な視点にとても感心ました。

続いてスーパーマーケットです。
アメリカ西海岸を中心に展開しているTrader Joe’sに連れて行って頂きました。日本でもエコバッグが流行しています。オーガニックのスーパーでオリジナル商品が多く、ここでもお菓子や調味料、食品などを見てお土産を購入しました。


 


さて、これからサンフランシスコ都市部への移動です。

街並みがガラッと変わりまた気温も5°程低いということで、生徒はやや緊張気味の様子でした。サンフランシスコは世界でも治安のよい安全な都市と言われていますが、地区によっては立ち入らないほうが良い地区もいくつかあります。生徒が一人で出歩くことはないのですが、石田先生より地図を用いた注意確認が行われました。


 

 




さて、昼食を終え美術館組とショッピング組の2つに分かれて1時間ほど行動しました。
ここでは美術館について、生徒の撮った写真で説明します。

今回訪れた美術館は、サンフランシスコ近代美術館(通称SFMoMA)であり、近代美術専門の美術館です。20世紀の芸術作品のみを展示しており、聞いたことのある作者の作品も数多くありました。


 
 アンリ・マティス『帽子の女』      サルバドール・ダリ
  フォーヴィスムの代表作家     シュルレアリスムの画家の代表

 
   ルネ・マグリット『身の回りの品』            
アンディー・ウォーホル
     シュルレアリスムの画家          マリリンモンローの絵をたくさん残した




それから合流して、サンフランシスコで最も有名なゴールデンゲートブリッジを目指します。路線バスのバス停に向けて歩いていたら、これまた有名なユニオンスクエアを経由しました。サンフランシスコの中心とも言える広場で、とても和やかな雰囲気です。

 

 

とても有名なハートのオブジェの写真を撮って、いざゴールデンゲートブリッジに出発です。

バスを乗り継いで目的地へ向かいます。アメリカのバス停の名前は、通りの名前に由来するものばかりなので、通りの名前が書いてある地図だけで、たどり着けます。



ゴールデンゲートブリッジは、長さ2042mのゴールデンゲート海峡に吊るされている橋で、サンフランシスコの町と、北側のマリン・カウンティを結んでいます。


 

サンフランシスコとカリフォルニアのシンボルであるゴールデンゲートブリッジは、多くの観光客で賑わっていました。またジョギングやサイクリングをしている人も多く、これもまたアメリカ西海岸の象徴であるように感じました。



最後に訪れたのが、観光名所であるフィッシャーマンズ・ワーフです。元々は漁師や魚屋が集まる埠頭であったようですが、今ではそれに加えてレストランをはじめとする様々な店舗が並びます。海風が心地よく、観光にはとても良い気候です。

 

 


夕食に、サンフランシスコで名物のクラムチャウダーを食べました。とても大きなパンをくり抜いて、その中にクラムチャウダーが入っています。とてもおいしいのは良いのですが、パンのサイズが巨大過ぎて、とても全てを食べる前提で作られてはないようでした。

店内も趣向を凝らしており、クラムチャウダーを食べるためのパンが大きな銀色のかごに入れられ、コンベアで店中を移動します。店員さんも観光客に慣れていて、とても感じが良かったです。


 

 

以上で4日目の活動報告を終えます。

明日はいよいよ英語を用いたワークショップです。
 「専門的なディスカッションだったらどうしよう…」
 「他の参加者はみな英語圏の人かな…」
など、悩む声も少し聞こえてきましたが、それもこれも蓋を開けてからのお楽しみですね。積極的に参加できるよう、明日も応援していきたいと思います。


【SGH:サンフランシスコ研修】シリコンバレー見学

2016年07月20日(水)16:29

SGHサンフランシスコ研修3日目(7月19日)の活動の様子をお伝えします。

本日のメインとなる活動はシリコンバレーの企業見学です。サンフランシスコを拠点とする超大手の企業地を見学し、それぞれの地で石田先生に解説を加えて頂きました。

(1) Intel ミュージアム 
まずは半導体素子メーカーであるインテルのミュージアムに訪れました。  

 

インテルがどのように始まったか、その歴史を振り返りマイクロプロセッサーの仕組みや技術などについて学びました。また初期のパソコンがどのようなものであったか、そしてコンピューターで用いられる2進法の考え方、伝導体と非伝導体とその中間である半導体の性質など、体験して分かる展示が数多くありました。

 

 

とても印象的であったのが、ムーアの法則です。 「集積回路上のトランジスタ数(CPUの性能)は1.5年ごとに倍になる」 1965年にゴードン・ムーアが論文で提唱したものであり、約50年間実際に倍になってCPUは進化してきたそうです。これは指数関数的に増えることを意味するので、いかに技術革新が進んだかということを実感させられます。

また創業者であるロバート・ノイスの言葉も印象的でした。  

 

“Don’t be encumbered by history. Go off and do something wonderful.”  
(過去にとらわれてはいけない。そこから離れて、何か素晴らしいことを始めよう)

The Mayor of Silicon Valley と呼ばれた人物であるロバート・ノイスの技術革新への想いがとても込められているように感じます。


(2) Apple本社 
続いてAppleの本社です。iPhoneやiPodTouchを使用している生徒も多く、本社の雰囲気を楽しみに向かいました。中に入ることはできませんでしたが、広大な土地に構える本社やそこにしかないAppleShopなどを見学しました。

 

 


(3) Google 本社  
続いて午後はマウンテンビューに位置するGoogle本社からです。Googleもとても特色ある造りをしており、Googleでは室外にプールがあったり、ティラノサウルスの骨格があったりととてもユニークなでした。

 

 

石田先生の話の中にGoogleの「20%ルール」がありました。 社員に本来の業務以外の取り組みを認める手段であり、エンジニアが仕事時間の20%を与えられた仕事以外の好きなプロジェクトに使えるGoogle特有のルールです。GmailやGoogleMapなどの様々なアプリがこの試みから生まれており、Googleならではの発想と評価されているようです。

また労働環境が整っていることも、超一流企業の証なのでしょう。社食は無料で、通勤にも無料のシャトルバスが出ています。週30時間勤務をノルマとし、子育ての支援も充実しているそうです。日本ではなかなかこのような発想に至らないのですが、イノベーションを起こす一つの手段として労働環境の重要性というのを感じました。


(4) Facebook 本社
 続きましてFacebook本社です。Facebookが一般に公開されてまだ10年もたっていませんが、爆発的なヒットで今もなお注目され続け企業も成長過程です。会社の成長に伴い、本社や建物をどんどん新しくしていきますが、今回見学したのはSun Microsystemsの跡地に立ったFacebookの本社でした。建物はカラフルで凝っており、ここでも労働者が働くうえで創造力を引き出し、イノベーションを生む工夫の一つと感じることができました。


 

 


(5) シリコンバレー発祥の地  
最後にシリコンバレー発祥の地と言われるヒューレットパッカードが会社代わりに使用していた民家を見学しました。現在は普通に別の方が住まわれているらしいのですが、シリコンバレーの発祥と言われる車のガレージを一目見ようと、我々を含めた観光客が入れ代わり立ち代わりに見学していました。


 

 


今回の企業見学では、主に外から建築物や雰囲気を見ましたが、やはり百聞は一見に如かず、と強く感じました。企業を知るということだけでなく、そこから様々なことを感じ、自身が置かれる立場に還元していることがとても大切です。生徒も教員もそのスケールに圧倒されっぱなしの一日でした!

明日は、スタンフォード近郊からいよいよサンフランシスコの中心に移動して活動します。明日は唯一息抜きの観光の予定です。サンフランシスコの名所を訪れます。当然SGHblogも更新予定ですので、どうぞご覧になってください。応援よろしくお願いします。


 

【SGH:サンフランシスコ研修】スタンフォード大学見学

2016年07月19日(火)15:08

SGHサンフランシスコ研修2日目(7月18日)の活動の様子をお伝えします。
本日のメインとなる活動はスタンフォード大学におけるキャンパスツアーです。

最初に今回の研修において、最初から最後まで様々な面でお世話になるVIA(Volunteers in Asia)の石田一統先生より、ご自身の現在の活動に至るまでの経緯や、VIAがどのようなことに取り組んでいるか、またスタンフォード大学がどのような大学かの概略について説明して頂きました。

(VIAのホームページはこちら


 

話の中でとても印象的であったのが、アメリカの学生は「失敗を恐れない」という精神に溢れているということです。起業する際でも、これまでの失敗を含めた経験が評価につながり投資家の信用を得ることに繋がることもあるそうです。日頃の文化や生活の相違はもちろんありますが、そのように挑戦しやすい環境や教育現場があるということはとても素晴らしいことですね。



そしてキャンパスツアーの開始です。 まずはフーバータワーからスタンフォード大学の全貌を眺めました。


 

その際に驚かされるのは、その圧倒的な広さです。東京の山手線の内側の約半分、東京ドームにして750個分、というピンとこない広大な敷地の中に、様々な建物や研究施設が並びます。噴水や広場も多く、通りには木々が綺麗に整備されています。また約8割の学生が居住するという寮も充実しており、最高の教育環境であることがよく分かります。

 



次に様々な建物を見て回りました。

「William Gates Computer Science」 
(マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツから命名)



「William R. Hewlett Teaching Center」      「David Packard Electrical Engineering」
(hp:ヒューレットパッカードの創始者2名からそれぞれ命名)

 

「Jerry Yang & Akiko Yamazaki Environment & Building」
(Yahoo! の創始者ジェリーヤングより命名)




卒業生だけでなく、様々な大企業から寄付を受けており、その規模の大きさや期待度の高さなどが覗えます。


そしてスタンフォードにおけるデザインの講義を受ける建物、通称D.Schoolです。


 

ここでは、SGH活動で福岡雙葉が取り組んでいるデザイン思考を様々な学科の生徒が受ける場となっています。 デザインを学ぶ場ということもあり、中は洗練されており、その場にいるだけでインスピレーションが湧いてきそうです。

 

 

 

スタジオの中も見学させて頂きました。 会議のし易さにフォーカスして、移動式の椅子やソファー、机などがたくさん整理されています。またプロトタイプをその場で作成できるよう、様々な素材が揃えられています。

 

福岡雙葉でも使い方を学んだ、付箋による思考の整理法は次の通り。

 


生徒も大学で実際に取り組まれている光景を見て、デザイン思考が最先端のイノベーションの方法論なのだと改めて気付かされたようでした。 デザイン思考により作り出された、未熟児用の寝袋やLEDライトの新たな使用法なども展示されており、プロトタイプを作るための道具も極めて充実していました。

 

 



キャンパスツアーはまだまだ続きます。 スタンフォード大学内は機能面だけでなく、様々な面で凝った造りになっています。その一つがこちら。

 


一見ただの憩いのスペースに見えますが、中央に立って話すとマイクのように音が反響するようになっており、また石でできた椅子がひそひそ声でも音を伝えるような設計になっています。不思議な経験に、生徒は驚きの声をあげていました。


またスタンフォード大学のちょうど中央部に位置する場所に、教会がありました。創設者が亡くなった際に、その妻が建てた教会で、その中の様子は圧巻でした。 緻密な設計に基づき、幻想的で神聖な雰囲気を醸し出しています。中の構造やステンドグラスなどにも驚きましたが、教会内の場がもつキリスト教の空気感を生徒たちは肌で感じ、神妙に見学していました。


 

 



さて、お昼ご飯を終え、午後の一つめの活動はミッションゲームです。紙に書かれたミッションをクリアし、ポイント集めて競うというものです。例えば、

・Find a tour group and join in. Take a picture with the tour guide.
・What’s a subject your group members like to study at school?
  Find a Stanford student who likes to study one of the same subjects and ask them why.

など、全部で16項目あります。約一時間かけて、なるべく多くのミッションをクリアし、それを競います。その様子がこちらです。(生徒が撮った写真です) フーバータワーの前で歌舞伎を演じたり、スタンフォードの学生に自転車を借りて乗ってみたり、別の団体のツアーガイドと写真を撮ったり、依頼された側は驚いたかもしれませんが、様々なミッションをどのチームもクリアしてきました。


 

そしてその後の分かち合いです。
「活動を始めたときには、どのように感じた?」
「その感じたことは活動を通してどのように変化した?」
「相手のペアに対してどのように感じた?」
といった石田先生の質問に、各グループが答えていましたが、何となくしていた活動に様々な意味が込められていました。


 


それは失敗を恐れずに話しかけたり行動したりすることの重要性です。動かなければプラスマイナス0ですが、動くことでプラスになる可能性があります。日本では失敗は恥とされますが、失敗を恐れない積極的な行動は成功に繋がることを、生徒たちは肌で感じていました。

また、チームでの活動においては自分の役割を認識し、またそれを補ってくれる他者の役割を認識することが大切です。一見仲良く活動していましたが、お互いの役割を再認識することで、活動の意義がより深まったように感じました。

優勝チームは、開始して早々に高得点の「自転車に乗らせてもらう」ミッションをクリアしたチームでした。エクセレント!

それからはGreen Library(実際には購買部のような建物)に行き、お土産をたくさん買いスタンフォード大学を後にしました。 世界ランキングでも常に最上位に位置するスタンフォード大学でのフィールドワーク。非常に充実したものになりました。現在自分たちが取り組んでいる活動と関連させたり、福岡雙葉が目指すグローバルシティズンになるための活動と関連させたり、様々な意識の活性化が行われたように感じます。

明日はシリコンバレーの見学です。今日の一日の疲れをしっかりとって、明日に臨みます!




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「福岡雙葉高等学校 sgh(スーパーグローバルハイスクール)活動」

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