扱いやすさ、でしょうか。
Sips Toolは受注での開発システムと違い、製品です。
使われる企業様も多種多様です。
中にはWebに関して得意でないお客様もいらっしゃいます。
どうにかして見やすくできないか、どうにかしてすっきりさせることができないか。
それらを特に意識しながら、開発しました。
改修のしやすいプログラミングと、開発スピードの兼ね合いですね。
納品後に機能改修の受注があった時、改修がしにくいと作業に時間がかかってしまいます。
とはいえ、改修のしやすさを考えて、開発のスピードを落としすぎるのも当然いけない。
そこのところをうまく調整して、速く、それでいて改修しやすいようなプログラミングを心がけています。
開発言語の技術力は、大きく分けて以下のような力が必要だと思います。
・プログラミングの基礎知識・基礎概念の理解
・基礎にのっとった応用力
私の場合、「基礎」を学校・職業訓練校で学び、「応用力」は弊社での経験で身につけました。
また、「応用力」を身につけるためには、プログラムソースを多く見ることがスタート地点だと思います。
弊社ではすばらしい先輩方のプログラムソースを見、改修する機会が多くありましたので、その経験により「応用力」を伸ばすことができました。
お客様のためとあらば、皆さん、私からの相談を快く聞いていただけますね。
知恵を出し合い、協力し、お客様を成功に導く。
その気概があふれる会社だと思います。
普通に考えると、かなり工数がかかる機能を作らなければいけない時があります。
ですが、そこまで時間をかけるわけにも行きません。
その時はいつもとは違う視点でより少ない工数で実現できないかを考え、それでも考えつかない場合は、先輩方に相談しています。
案外、普通に作ろうとしたり、一人で長々と考えるより、先輩方に一度相談した方が、あっさりと糸口が見えることも少なくありません。
まずはプログラミングをしてみましょう。
そして苦心しながらもなんとか一つ、プログラムを作ってみてください。
初めて自分の作ったプログラムが動いた時、感動すると思います。
感動は熱意を生み出し、熱意は向上心を生み出すと思います。
「自分が作ったものが、動いてくれる。もっとよいものを作れば、世界に役立つかもしれない」
まずは、その気持ちを忘れないことです。
それが、プログラマーの第一歩だと、私は思います。
IT技術は日々進化しています。
それに伴って世の中にはまだ見ないWebサービスが現れてくるでしょう。
世の中の仕組みも変わっていくでしょう。
ずっと同じことをしていても、いずれそれが通用しない時代がくると思います。
Sips Toolは進化していきます。
新しい機能をこれからも開発、リリースしていきます。
突発的でなく、永久的にそれをしていかなければいけません。
Sips Toolを、その時代、その時代にあった製品に保ち続け、、常に世の中に役立てるものにし続けていく――。
それが私の目標です。