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【SGHブログ:国際教養】はじめてのプレゼンを行いました!

2015年05月23日(土)17:13

本日5月23日(土)の1・2限で、高1GCコース(今年度より新設・グローバルコミュニケーションコース)の生徒たちが国際教養の授業を受けました。

じつは、昨日まで彼女たちは中間テストだったのですが、テスト後にグループで今日のプレゼンの準備をしていました。




 


各グループが「貧困」について調べ、あらゆる視点からまとめたものを発表しようと、奮闘しました。

 


そして本日、ゲストは九州大学大学院言語文化研究院 准教授の稲葉美由紀先生です。

 


アメリカの大学のこと、国連職員として働かれていたときのことなど、先生ご自身の経歴をご紹介していただき・・・
稲葉先生へ、早速自分たちが調べてきたことを披露します。

 

 


初めてのパワーポイント、もちろん初めてのプレゼンテーションにちょっと緊張していたようです。

日本における貧困に注目したグループ、途上国の貧困の要因が複雑であることに目をむけたグループなど様々で、お互いの発表が刺激になっている様子。

そして稲葉先生より、生徒たちの発表の内容へのコメントを交えて、貧困や格差についてのご講義がありました。




生徒たちの中にも調べていたグループがありましたが、
「絶対的貧困」・「相対的貧困」という聞き慣れないワードが特に勉強になったようです。

生死に関わるような絶対的貧困においては、アフリカだけではなく、パキスタンやネパール、バングラデシュなど南アジアの地域、国々へも目を向ける必要があるとのこと。
そして日本のような先進国においても、相対的貧困の問題は深刻なのだと。



「普段はあまり考えずに生活をしているけれど、実は身近なところにも課題・問題がたくさんあった」という感想がきこえました。
稲葉先生には、この後も講義でお世話になります。

来週の国際教養はアラスカ在住の先生にお越し頂く予定です!



【SGHブログ:総合学習】GCコースのSGH授業がいよいよスタートしました!

2015年04月27日(月)18:06

SGH(スーパーグローバル・ハイスクール)の活動がいよいよ始まりました!



4月25日(土)高1に新設されたグローバル・コミュニケーションコースの高1が
第1回目の授業を行いました。

1学期のテーマは「国家戦略特区としての福岡市を知る」です。
生徒たちは、九州大学や福岡市の支援のもと、思いやアイデアを形にし、
デザインしていくスキルを学んでいきます。



コーディネーターの久保山さんより思ったことや感じたことは色分けされた付箋に書き留めて
いくよう教えていただきました。
ゲストの話をききながら、事実や情報、感想や考え、疑問や課題・・・など次々に書いて、後で
見やすく整理します。



今回のゲストスピーカーは、福岡市より、国家戦略特区部長の袴着賢治氏と
株式会社リ・パブリックのマネージングディレクター 内田友紀氏です。




袴着特区部長は、福岡市のこれまでの取り組みを紹介しながら
福岡が食べ物がおいしく交通の便がよい、つまり住みやすい環境として恵まれていること、
だからこそ若い人材が集まってくること、
特に女性の数が多いこと、何より地域都市として活気があることを挙げられました。

世界の「住みやすい都市」ベスト10に福岡市がランクインしていることに生徒もびっくり!



内田氏は、Curiosity&Ownership という言葉を何度も使いながら
ご自身の体験や現在行っている都市開発やデザインの様子を教えてくださり、
生徒たちは「好奇心のままに行動してみる」ことの大切さを感じていたようです。

次回の授業は1ヶ月後。
課題解決に取り組みたい者同士で組んだチームそれぞれに課題も与えられました。

「世界をあっと驚かせるようなイノベーションは、意外と身近な発想から生まれている」(久保山さん)
ということを学んだ1日でした。

GCコースを中心に、
クリエイティブな発想で、福岡をより元気にしていくグローバルリーダーたちの育成を目指していきます!